「一見すると安い・条件が良さそうに見えるが、思わず“こんな土地を買ってもいいの?”と疑問を抱く物件」を、現場で実際によく出会うケースを想定して30項目まとめます。
※「絶対NG」ではなく、理由を理解せずに買うと後悔しやすい土地です。
🤔「こんな土地ってどうなの?」と感じる物件 30項目
【立地・環境編】
- 相場より明らかに安い理由が説明されない土地
- 昼と夜で雰囲気がまったく違うエリアの土地
- 近隣に大型駐車場・24時間営業施設がある土地
- ゴミ置き場が敷地のすぐ横にある土地
- カラス・野良猫が異常に多い土地
- 救急車・パトカーの往来が頻繁な場所の土地
- 近隣に空き家が急増しているエリアの土地
- 周囲の家だけ極端に古い・荒れている土地
- 将来マンションが建ちそうな広い空地に囲まれた土地
- 朝夕の交通渋滞が激しい道路沿いの土地
【土地形状・敷地条件編】
- やたらと細長い土地(間口が極端に狭い)
- 敷地の一部だけ不自然に盛り上がっている土地
- 敷地内に大きな古木が残っている土地
- 隣地との高低差があり、境界が曖昧な土地
- 擁壁があるが、築年数や構造が分からない土地
- 一見整形地だが、実測すると面積が減りそうな土地
- 敷地の奥に排水マスや電柱が集中している土地
- 車の切り返しが何度も必要な土地
- 敷地内にマンホールや公共設備がある土地
- 隣家の給湯器・エアコン室外機が向いている土地
【法規・権利・将来リスク編】
- 「建築条件付き」で内容説明が曖昧な土地
- 用途地域がまたがっている土地
- 私道負担があるが、管理者が不明な土地
- セットバックが必要だが説明が簡単すぎる土地
- 将来の都市計画道路予定地にかかる土地
- 測量図が古く、現況と合っていない土地
- 上下水の引き込み位置が未確認の土地
- 「今まで問題なかった」と言われるグレーな土地
- 売主が短期間で何度も変わっている土地
- 説明を急がせてくる不動産会社が扱っている土地
🔍 なぜ「疑問を持つこと」が大切か
このタイプの土地は、
- ❌ 買えなくはないが、後から問題が出やすい
- ❌ 追加費用・ストレス・資産価値低下につながりやすい
- ❌ 素人目では判断しづらい
という共通点があります。
🏠 実務的な判断基準(超重要)
「買ってもいいか?」の判断は、次の3点で決まります。
- なぜ安いのかを100%説明できるか
- 追加コスト(造成・工事・対策)が見積もれているか
- 10年後・20年後も住みたいと思えるか
1つでも曖昧なら、一度立ち止まる土地です。







