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家づくりのノウハウ 第7回土地の話  こんな土地ってどうなの

一見すると安い・条件が良さそうに見えるが、思わず“こんな土地を買ってもいいの?”と疑問を抱く物件」を、現場で実際によく出会うケースを想定して30項目まとめます。
※「絶対NG」ではなく、理由を理解せずに買うと後悔しやすい土地です。

 

🤔「こんな土地ってどうなの?」と感じる物件 30項目

【立地・環境編】

  1. 相場より明らかに安い理由が説明されない土地
  2. 昼と夜で雰囲気がまったく違うエリアの土地
  3. 近隣に大型駐車場・24時間営業施設がある土地
  4. ゴミ置き場が敷地のすぐ横にある土地
  5. カラス・野良猫が異常に多い土地
  6. 救急車・パトカーの往来が頻繁な場所の土地
  7. 近隣に空き家が急増しているエリアの土地
  8. 周囲の家だけ極端に古い・荒れている土地
  9. 将来マンションが建ちそうな広い空地に囲まれた土地
  10. 朝夕の交通渋滞が激しい道路沿いの土地

【土地形状・敷地条件編】

  1. やたらと細長い土地(間口が極端に狭い)
  2. 敷地の一部だけ不自然に盛り上がっている土地
  3. 敷地内に大きな古木が残っている土地
  4. 隣地との高低差があり、境界が曖昧な土地
  5. 擁壁があるが、築年数や構造が分からない土地
  6. 一見整形地だが、実測すると面積が減りそうな土地
  7. 敷地の奥に排水マスや電柱が集中している土地
  8. 車の切り返しが何度も必要な土地
  9. 敷地内にマンホールや公共設備がある土地
  10. 隣家の給湯器・エアコン室外機が向いている土地

【法規・権利・将来リスク編】

  1. 「建築条件付き」で内容説明が曖昧な土地
  2. 用途地域がまたがっている土地
  3. 私道負担があるが、管理者が不明な土地
  4. セットバックが必要だが説明が簡単すぎる土地
  5. 将来の都市計画道路予定地にかかる土地
  6. 測量図が古く、現況と合っていない土地
  7. 上下水の引き込み位置が未確認の土地
  8. 「今まで問題なかった」と言われるグレーな土地
  9. 売主が短期間で何度も変わっている土地
  10. 説明を急がせてくる不動産会社が扱っている土地

 

🔍 なぜ「疑問を持つこと」が大切か

このタイプの土地は、

  • 買えなくはないが、後から問題が出やすい
  • 追加費用・ストレス・資産価値低下につながりやすい
  • 素人目では判断しづらい

という共通点があります。

🏠 実務的な判断基準(超重要)

「買ってもいいか?」の判断は、次の3点で決まります。

  1. なぜ安いのかを100%説明できるか
  2. 追加コスト(造成・工事・対策)が見積もれているか
  3. 10年後・20年後も住みたいと思えるか

1つでも曖昧なら、一度立ち止まる土地です。

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